♪コンコンチキチン

grandrevue2004-10-31

 母親と共に、花組芝居の『和宮様御留』を観劇。
 初上陸の、新神戸オリエンタル劇場はちょうどいい大きさのハコで、見やすかった(因みに、2階2列目)。座席もゆったり座れたし。…宝塚大劇場の窮屈なことといったら。。

 
 お芝居は、京言葉(御所言葉)+敬語責め=セリフ長い&難しい で、役者さんたち大変そう!そりゃ、加納さんもかむわw 途中までは、大河ドラマの『慶喜』みたいな感じやった。アクションではなく、セリフで進んでいく感じが。どう話を転がしていくんやろうと思ってたけど、フキが狂うあたりから、ゴロゴロといったね。しかも、フキも取り替えられて、宇多絵が降嫁… 大きな時代の流れの中で、小さな人間の営みが押し流されていくのが、とても怖かった。


 では、キャスト話を。最近ようやく、半分くらいの役者さんの顔と名前が一致←遅いよ。


 私の贔屓は、八代進一さん。いい声で、やり手っぽくてステキやった。しっかりしてはるから、パニくる演技が面白かった。気のせいか、ドランクドラゴンの鈴木さんに似てる気が…
 加納さんは、するする言葉がでてきて、さすがやなーと思った。
 フキの植本潤さんは、ほんとに女の子みたいでかわいらしかった。でも、狂ってくとこは、怖かった((((;゜Д゜)))) 暗闇に笑い声が響くとことか、ここで幕間になったらどうしようかと…
 桂憲一さんは、気弱な感じで面白かった。

 今回は、BGMだけやったけど、また歌って踊る花組連が観たい!! 着物着てるお客さんがいるのって、粋でいいなア。