僕が音楽

　東宝ミュージカル『Mozart！』観劇。初演は観れなかったので、今回初体験。そして、中川晃教さんも初体験。

　・いい曲が多かったなー。「星から降る金」が一番好き。早速着メロをダウンロードしてみた。CDも買えばよかった…
　・『エリザベート』より、主人公の内面を描いた作品やった。エリザも、シシィの内面を描いてるけど、それよりも、ハプスブルクの黄昏＝１つの時代が終わり、新しい時代が来る不安感のようなものを、全体を通して描いている感じがする。
　・ヴォルフガングの最期が、あー、こう演出するんや！って思った。アマデは、彼の才能の化身だから、それに刺され、死ぬというのは、その才能に押し潰されたともとれるのかな（いまいちわからん文や…）

　・ヴォルフの中川さんは、ミュージシャン歌唱やけど、聴き取りやすかった。パワフルで、のし上がるゼ感が出てた。
　・レオポルドは、市村正親さん。年取って、弱ってるのが悲しい。ずっと厳しくて、頑な。それは、ヴォルフへの愛ゆえ。でも、束縛されてると感じてしまうんだろうね。
　・ナンネールは、高橋由美子さん。高音ちょっと弱いかも。この時代に生きた女性の悲劇（一人では生きていけない）を体現してはった。
　・コンスタンツェは、西田ひかるさん。思ったより悪女じゃなかった。
　・シカネーダーの吉野圭吾さんが、かっこよかったー☆俗世代表な感じで。
　・コロラド大司教は、山口祐一郎さん。背高いのを差し引いても、舞台姿が大きかった。ソロも迫力あったし。
　・そんちゃん（秋園）は、ソロで相変わらずの美声を聴かせてくれはった。遠目からでもかわいかった。
　・のんちゃん、もとい久世星佳さんは、気品があって美しかった。ほんまにソロはいい曲やしねー。

　ああ、井上ヴォルフとタータン男爵夫人も観たくなってきた…

　楠恵華さんと城咲あいあいを見かけた。細くて足長くて同じ人間じゃない感をまた感じた。。