なーんつぃごんにゃー

 念願の劇団四季の『ライオンキング』観劇(ディズニー映画は未見)(でも四季版のCDはめっさ聴いてる)。いやー、面白かった☆
 ・プロローグ盛り上がるわー。客席も明るくなって、通路に象とかやってくるの。「サークル・オブ・ライフ」も良い曲やしねー。
 ・ヤングシンバの時期が結構長くてびっくりした。1幕終わりでやっと大きくなる。その時に、「ハクナ・マタタ」を伸び伸び歌う様子が、すごくエネルギッシュで(そしていい筋肉)、見てる方も楽しくなる。
 ・ナラは、すごく強そうやった。がっちりしてはったからかなー>今井美範さん。「シャドウランド」も相当好きやし(ライオンキングの曲好きなんです)。
 ・ティモンとプンヴァが何言ってるのかわかりませんでした… 名古屋近いのに、言葉の距離は遠い… 周りの人たち、めっちゃウケてはったよ!
 ・ティモンの動きがかわいかった。プンヴァの鼻動くのねっ。この2人は、すごくディズニー的。ランドのスプラッシュマウンテンとこにいそう(あれはアメリカ南部やけど)。
 ・っつーか、全部人間が動かしてるんよねー。ジュリー・ティモア氏の演出アイディアに乾杯☆
 ・ムファサとスカーは、腰をこがめた時に、頭に付けてるお面が顔の位置まで降りてきて、顔に付いてるみたいに客席からは見える。すげー。
 ・ヌーの大暴走(本気で怖い)と、「やっつけろ」がすごく迫力あった。
 ・「やっつけろ」のハイエナのダンスは、昔めちゃイケで岡村がやったやつよねー。よく岡村踊れたな。
 ・ムファサかっこいいー。萩原流行チックやったけど(見た目が)。「お前の中に生きている」の、父の愛がどーんとくる感じが好き。
 ・サラビは、『マンマ・ミーア』でターニャ(おばか美人)やってた森以鶴美さんやった。当たり前やけど、全然違ってた。
 ・「愛を感じて」の場面で、バックで踊ってる人たちのダンサーっぷりに見とれてしまった。裸にツタが巻き付いたような、恥ずかしい衣装やったけど、動きがアクロバティックなのにしなやかやった。
 ・ザズーの優しさにきゅんとなったり。
 ・で、スカーが超ステキやったんですけど!!1幕で、ずっと杖ついてるのは、油断させるための目くらましやったのね(ズルイ)。歌声も低くて、いかにも悪そう(でもステキv)屈折っぷりがいいわー。ムファサを突き落として、ニヤーって笑うとこは、悪すぎてドキドキした。
 ・最後のお礼の時も、他の出演者さんたちは、満面の笑みやのに、彼だけ嫌な感じに笑ううんですよ!

 ・物語にというより、演出と音楽に感動した。どぎついほどの原色づかい、生演奏のパーカッション、前述のマスクやパペット。面白いなーって思う要素いっぱい。そして、役者さんたちの歌とダンスにも。ワタシ、プロローグから、なぜか涙目でしたから。。「間奏曲」の開放感も気持ち良かったし、やっぱい舞台はいいなーと(でも、他の舞台を観るたび、やっぱ宝塚好きやわーと思ってしまうんですよね…)。