あの微笑みを曇らせないで下さいまし!

 ほんとは、始発(!)に乗ってムラ入りし、当日券で新公を観るはずやったのに、起きたら11時半… 昨日飲んだしな。しかも、顔むくんでぱんぱん。。でも、何を思ったのか、行ってきました宝塚。当日券はもちろん完売。運良く捌いてもらえたから良かったものの、ダメやったらどうする気やったのかな、ワタシ。
 席は1階S席の1番後ろやったので、上級生さんたちの入場が間近で見れてドキドキした。ゆかりさん超きれい!美人すぎる。あんな顔がいい(またか)。涼さんもワタさん(男)もかっこよかったです。しんがりは、エレナ様。あの人すごい美人さんですよ、皆さん!普段化粧の時は美人やし、『ソウル・オブ・シバ』の時は、舞台で観ても美しかったんですが、スチールは割とえらいことになってる時が多いかも。ひかちゃん(彩愛)は眼鏡で、危険な保健の先生みたいやった(ステキ☆)。
 ということで、無事星組ベルばらの新公を観てきました。
 ・ここ1ヶ月、レミゼにはまりまくった身としては、久々に観るベルばらのスローリーさと説明ゼリフの多さに違和感覚えまくり。「あれは忘れもしない、1777年〜」とか。
 ・ウメアントワネットは、相変わらずガリガリやったけど(大丈夫か?)(でもアリスちゃんとカチャ《凪七瑠海ちゃん》よりは、ましかなー)輪っかのドレスにもでかいカツラにも負けず、美しく、そして壊れそうなくらい繊細な王妃様やった。歌は神経使ってるんやろうなーと。「青きドナウの岸辺」とか大曲やしねー。ちょっと高音が苦しそうやったけど、丁寧で良かった(贔屓目)。牢獄のシーンは、白髪カツラがあんまり似合ってなかったものの、抑えた演技で涙を誘うわー。「さようなら、フランス!」が毅然としててかっこよかったです。ああ、感慨深い。アントワネットをやらはるなんて。
 ・ちえさんをもってしても、フェルゼンの自己中さはどうしようもなく。メルシー伯(七風宇海くん・きっちり好演)とシモ−ヌ(ふありちゃん・かわいくて硬質)の言い分の方が、絶対正しいって!あと鈍感っぽいのに、オスカルの気持ちは察するのはなぜ?「行けフェルゼン」はカットやったけど、新曲「愛の三叉路」は熱唱。変な歌…(こら)フランスを去る場面は、颯爽としてて素敵やった。ラストシーンは涙流して大熱演。←このへんしか、見せ場ないやん!ひどい!
 ・オスカルはえりこちゃん(麻尋)。線の細いオスカルやなーと思ったけど、バスティーユは熱かった。みんな熱くて、ほんとワタシも熱くなる。
 ・ともみん(夢乃)を、初めて大きな役で観た(寿王とかあったけどね)。えくぼのかわいい、アイドルアンドレ。でも声はしっかりしてた。フェルゼン、オスカル派に続き、密かにアンドレ派が宮中には存在するはず(はーい)。
 ・ジェローデルの水輝涼くん(愛称はじゅんなっていうのかー)が、研4とは思えないくらいの手堅さ。しどころないけど、真面目で誠実そうっていうのが伝わってきたよ。涼さんのジェロさんも観たいなー。
 ・あかしが渋くて、嫌な感じで素敵やった☆そのかさん(桐生)(超かっこいい)みたいになってくれへんかなー。
 ・みなみちゃんは、丸顔が強調されてた気が。かわいかったけど。可やったわ。やっぱり黒目ばっかりやし。
 ・はにゃんさん(華美)は出番ちょっとでもったいない。いい声。母性と為政者の威厳。
 ・アランが超チョイ役!せっかくの美弥るりかちゃんが…
 ・抜粋上演やのに、「大変ざます」はカットされずw あっこさん(花愛)の「しぇー」って言いながら後ろに倒れるのと、しげち(梅園)の「しゃきっとなさい、しゃきっと」が耳に残ります。悔しいけど、面白かった。っつーか、新公でも濃いのに、本公演はどんだけくどいねん。だって、ももさんとかひかちゃんとかエレナ様+タキさんて!
 ・バラの娘のどうしようもないカツラ(金髪カーリーにりぼん)が素で似合うせあらちゃん(妃咲)は、ほんまに美少女なんやなー。

 やっぱり本公演も観たいなー(やっと本来の立ち位置に戻って参りました)。