散る桜 残る桜も 散る桜(ベタですが)

 OBP円形ホール(こんなとこあったんやねー。ツイン21の奥にありました)にて、花組芝居の『ザ・隅田川』を観劇。
 舞台の天井から、桜と提灯が吊り下げられていて、きれいやった。後ろの席の人も、「きれい」ってつぶやいてはったよ。『想夫恋』の時も思ったけど、やっぱり桜はいいネ!ストーリーは、謎がいっぱいあって、頭がぐるぐるした(バカ…)。でも、終演後のアナウンスで、水下さんも「それでいいんです」って言ってはったし、まあいいか。面白かったしねー。今回は、素ネオ歌舞伎で、紋付袴にメイクも普通やったけど、ちゃんと女の人に見える。山下さんなんて、ロン毛(但しキューティクル)にヒゲのおっさんやのにさー!身のこなしとか、仕草とかが流れるようで美しかった。花組観ると、日本的なものの美しさを再認識する。あと、歌舞伎の素養がないワタシでも、面白いと感じるのもすごいなーと。
 座長が登場すると、場が引き締まる。植本さんはおかしくて、かわいらしい(坊主眼鏡やのにな)。ブルーハーツはひどいや…嶋倉さん、殺陣も頑張ってはった。密かに釣り目気味な氏の顔が好きです。新人さんたちもなかなかうまいなー。堀越くんは、年下やって。。りっきーかっこいいv松原さんは、御小姓な雰囲気出まくり。女性的よね。
 もうちょっと時期が早かったら、劇場出た瞬間に満開の桜が見れたね。でも、あの辺の雰囲気好きです。公園やから、そこそこ緑も多くてのんびりしてるし。