馬鹿になれ、夢をもて

 精華小劇場にて、シベリア少女鉄道残酷な神が支配する』を観劇。満員やったよ。通路に椅子置いて、お客さん入れてるくらい。
 ここの劇団は、初めて観たんですが、面白かった!前半は、苦しいくらいの頭脳戦が続き(隣のおっちゃん寝てた…)、酷い結末を想像してたんたけど、予想外のアレはなんや!むしろ、なんやww江藤の策略どおり、祥子ちゃんが原田さんを撃って、機密データとやらは、江藤の手に渡るもんやと思ってたけど。。笑ってしまえの、猪木ボンバイエw舞台下手のスクリーンに、ずっとボンバイエの映像(ビンタするやつ)が映し出され、「猪木のテーマ」が劇場には鳴り響く。で、回転し続ける回り舞台の上を、出演者はずっと歩いていく。一人一人、コケたり、回転から下りて袖にハケたりでみんないなくなって幕。鮮やかでびっくりした。
 舞台は3つに区切られてて(空き部室、カフェテリア、モニター室)、場面転換は舞台が回って行われる。当然、観客はその場面どうし(部屋どうし)がくっついて、繋がってることを知ってるわけで。でも、登場人物は知らんのよね。で、それがわかってしまった時の不思議さときたら!あれはむしろ奇跡。「ロッカーとカフェテリアは繋がっていたのよ!」←あいまい。図面上もそうやったらしいけど、何かがひらけた。ほんとおもしろい。