フランク・シナトラも忘れずに

 星組大劇場公演観劇。久しぶりに宝塚に行った気がする(といっても1ヶ月とちょっとぶり)。混んでた。立見も出てたし。ウメちゃんの会の人にお茶会の申込書をもらえたので良かったです。
 では感想など。『それでも船は行く』いえ『愛するには短すぎる』(似てるやん。水兵さんの衣装もまた使ってるし、キンさんが泥棒≒詐欺師やったし)。
・先週の「あわれ彼女は娼婦」では、主役二人のことばっかりなんがイマイチやったけど、今日は別にいい。例え、瞳子さんがちょっとおもろい人扱いでも!(もっと、三角関係になるんかと思ってた)だって宝塚やし、ワタさんサヨナラやし。ああ、でも星組生を使い切れてない感はありありやったね…もったいない。
・ワタさんサヨナラはほんとに寂しい。公演観て、ああいなくなるんやと実感。ワタシたちの太陽が。ワタとなのお別れは、切ないけれど爽やか。きっと二人は、これからも温かい想いを抱き続けて、しっかり生きていけると思うから。で、20年後に笑って再会するのよ。
「あらマイケル、随分おじさんになっちゃったじゃないの。クスクス」
「君は全然変わらないね、クラウディア。昔と変わらず、きれいだ」「まあ、マイケルったらv」
 この後クラウディアは、マイケルの腕を思いっきりたたきます。バチコーンって。台無しじゃないか!そんなもんよ、ワタシの想像力。
・となみちゃんはいい声。落ち着いた役をやると、切なさ倍増で、むしろズルイ。サクセスストーリーな映画のヒロインみたいに、真っ直ぐで賢くて美しかった。ショーのシーンもかっこよかったし。
・とうこさんは、おもろい感じやった。そんな瞳子さんも好きです。♪恋はアンフェアーみたいな場面は、『琥珀色の雨にぬれて』のクロードとルイみたい。ワタトウコもまた、いいコンビだったよね。デカイワタさんにちっこいトウコさん。親友で戦友でライバルで。ワタシ、ロマンチカのラスト近く、2人でガンガン踊る場面が好きでした。

・しいちゃんと涼さんは、あんまりしどころなかったなー。困り顔の涼さんが見れて嬉しかったけど。
・ちえさん、悪かったね。しかも結構板についてた。どんどん素敵な男役さんになっていかはる。
・ウメちゃんは地味に2役。ナンシーは一瞬だけやけど、ウエディングドレスが似合ってきれいやった。ドリーはモンローみたい。和くん(ウェルカム!)とのエピソードでまた1つ物語ができそう。
・クルーエレナの深すぎるスリット。そんな格好で避難訓練とは!
・老人エレナの悪サングラス。でもよぼよぼ。
・とりあえずエレナ様に釘づけ(いつものことだけど)。
・美しすぎるゆかりさん。ずるいなー、あんなダンサー。
・メイドふありは、めっさ仕事できそう。いや、きっとできるはず!
・メイドみなみが、地味にツボ。あの子は、ただ黒目ばっかりなだけじゃないわ。


 ショー『ネオ・ダンディズム』。聞き覚えのある歌が…と思ったら、ベルリン公演で一部やってはったもんね。リカ×まーdeキャリオカ。
・プロローグからテンション上がる。
・キャリオカがワタシ的にMAX。娘役さんが、ずらーって並ぶのもきれい。もっとぎっとりしたのを想像してたけど(アンタ、宝塚だよ?)、思いの外宝塚らしく華やかで素敵やった。
・ウメちゃんは、ロケットもかわいかったし、ガウチョもキャリオカもキラキラしてて、やっぱり好きやなーと。踊ると色っぽいしね☆
ガウチョ涼さんに鞭が。乗馬やってたしねー?(含)間奏曲の場面はかわいらしかったです。♪時には野獣に〜とかね。
・えりこちゃんが、ヒゲ全然似合ってなくて、でも歌い出したらしっかり男役やからびっくりする。和くんは、結構ヒゲが似合うね。
・「惜別」のみらんくんの、指先まで神経が届いたダンスは素晴らしいと思う。
・デュエットダンスのリフトすごかった。ガッて抱えて、ぐるぐるいくの。ワタさん、かっこいいッス!となみちゃんの寄り添いっぷりも、大輪の花のようで美しい。

・やっぱ宝塚はいいネ☆