『THE LIGHT IN THE PIAZZA』(@ル・テアトル銀座)

・やっぱり泣けるほど音楽が美しい♪歌穂さん、新妻さんはじめ、キャストの皆さん頑張ったよなー。オケも良かった!(舞台の真ん中あたりにオケピがあったよ。生演奏って嬉しいよね☆)
・ストーリーは微妙なとこもあるのです。クララの障害がよくわからんとか(心は12歳のまま成長しない設定。でもイタリア語はどんどん覚えていくんよね。あとファブリツィオとのラブシーンは服脱がせて胸にキスするし。成長してるような?←だからマーガレットも「あの子は成長してるのかもしれない」って思うんやろうか?)、マーガレットがクララの結婚を許可する時の気持ちとか。ファブリツィオとその家族には、クララの障害については何も告げず、嫁にやるわけやし。それでいいのか?「そんなことは重要じゃない(心が通じていればいい)」とマーガレットは夫ロイに言う。でも「愛はおとぎ話」と終末に歌う。本心は後者、でもマーガレットは自分が叶えられなかった「愛する人と一緒になって、“ずっと愛される幸せな生活を送る”」という夢をクララに託したんだろうね。
・まあ、そんな微妙さを補って余りある音楽の素晴らしさ。そしてキャストの熱演。素人でも、オリジナルのCD聴いたら難しいなーと感じるんやけど、ほんまに難しいらしいよ。
・歌穂さんの歌声にのせると、マーガレットの揺れる心がすごく伝わってくる。もちろんうまいし、それだけじゃなく、歌に表情があるもんねー。衣装もかわいい(シャネル丈のスーツ)。
・新妻さんもすごいわ。クララ、難しそう。でも彼女の不安な気持ちも幸せな気持ちも、痛いくらい伝わってきた。歌も美しいわ〜。かわいい人やし。手の動きが気になったけど。音とってたのかなー?
・綜馬さんはあんまり歌わなかったので残念。昔はセリフ言う声がこもってて苦手やったんですが、今回あんまり気にならなかったです。いい声やから、イタリア語もうまい気がw
・シルビアさん(密かにファン)は最初に登場する英語のレッスンの場面がツボで。外国人チックな日本語も、イタリア語もうまーい。ソロ曲はほんと難しそうな曲でした。
・ファブリツィオの小西くんは歌が…そんなうまくないんですよ。。(かっこいいけど)最後の“Love to me”がそんな感動しなかったのが残念。頑張ってはったけどね!イタリア語多いし。・アンサンブルの皆さんは、あんまり歌ってないような?セット動かしたりで大変そう。