『太王四神記ver.2』(宝塚星組@宝塚大劇場)

・ちえトップかー(感慨)。私が見始めた時は研2だったのに…!前回公演で、大量に退団者が出たから、見慣れた顔がいなくて寂しさも感じたけど、まだまだ若手だと思ってた生徒さんがきっちり仕事してて嬉しい驚きでした。宝塚って新陳代謝が行われてるんだなーと思います。

・私、花組版観てないんですが、 話には付いていけました☆ガンガン舞台転換するけど、たまにはこれくらいスピーディーなのもいいと思います。バックスクリーンやLEDの使い方もかっこよかった。ネットの意見でもありましたが、2幕の青龍の神器探しと、タムドク対ホゲの戦闘場面は、殺陣や陣形はかっこいいのに、衣装が黒っぽくて両軍が同じように見えるのが惜しい。

・戦闘場面のちえさんを観て、王家やら長安やらのワタさんを思い出し、でも瞳子さんの元で二番手やっただけあって、歌もうまくなったよなーと。若くてキラキラしてて大きくて華やかで、ああいいなと思いました(超褒めた!)

・ちえの隣にはウメを!と思い続けていましたが、ねねちゃんが隣にいるのがしっくりきているのを見て、私の呪いは解けました(おおげさ)。ねねちゃんも、「どこまでも女」っぽい。が、あすかちゃんより強そう。

・かなめ頑張ってた。愛しさと切なさを兼ね備えてたよ(ビジュアルは美しいし)。仲良しだった者どうしが敵対するってほんとに悲しいのな。♪君が王なら〜っていう、タムドクとホゲの掛け合いの曲がかわいくて好きでした。

・個人的なベストアクトはカクダンの蒼乃です。宝塚の殺陣って、迫力なくて好きじゃないのですが、ともみんと戦う蒼乃がすごくかっこよくてびっくり。まず黒ずくめでひっつめポニーテールの近衛隊スタイルがりりしいんよねー。「駆け足!」とか言うのもツボ。声質で損してる感じがするのですが、踊れるし頑張れ!(ウメちゃんのようだ…)

・涼さん悪っ。ほんまに悪っ。常に両手を宙に漂わせているのがちょっと面白いです(宝塚の「長老」「賢人」のデフォルトっぽいけど)。本格的な悪役って初めてかも?パンフのコメントにも書いてはったけど、確かに白っぽい役が多かったと思います。嫌な奴だけど実は味方とか。

・コトコトの登場の仕方が、元気でかわいくて好きです。「パソン姐さんだ」って名乗るのが違和感なかった。大人になったのですね(研13やもんなー)。

・みやるりちゃん切ないわ。「これからも兄と妹でいよう」とか苦しすぎる…

・ユズ長は今日も美人。白髪混じりでも美人。

星組は上級生が結構残ってていいね。組長、ユズ長、まゆみさんって見ると安心します。ももさんも元気です。

・あかしが、すっかりベテランの貫禄。お父さんみたいなオーラを醸し出してた。

・まりいの衣装が、『鳳凰伝』のハナちゃんの衣装っぽい。まりいは一人だけ浅黒い肌やったのですが、何かの設定があるのかな。

・フィナーレの青龍CLUB MIXに若干びっくりしたんですがww ディスコ? フロントでガンガン踊る、もも・まりえ・みー・蒼乃のガッツにやられます。