やっつけたつもりだろうが、虚しいだろう?

grandrevue2005-03-05

 寒い…ので、入り待ちはナシで。星バウ『それでも船は行く』観劇☆愛しの涼さんが主演なのですよ!!
 
 太田先生の作品は、02年の雪バウ『ホップスコッチ』が面白くなかったので、今回もあんまり期待せず行った。うーん、雪バウよりは良かったけど、うーん、うーん。特にドラマティックな展開もなく、こじゃれた小品というには洗練されてもおらず… セリフにあったけど、「何となく、中途半端に」… 観てて寝る程のおもんなさではないし、嫌いなわけでもないけれど、もうちょっと楽しめる作品やったらなーと思いました。
 セリフの量が多くて、出演者は大変そう。あと、やたらダンスシーンが多かったのは、レオンくん(柚希)仕様か?パリのシーンは、いきなりで何が何だかやった(回想シーンやったみたい)。
 スーザンの「氷の花」、ヘンリーの「野望に燃える(青年実業家)」っていう設定はいまいち感じられなかったんやけど、ホンのせいか、演じ手のせいか…スーザンは、自己中の短期少女やし、ヘンリーはちょっとおもろいキザな男やったよ?

 ・ラブv涼さんは素敵やった!!お金持ち役ですよ!!リアルにお金持ちやから、違和感ナシw キザなポーズも素敵やし、水色ジャケット+白のパンツも素敵☆ダンスは微妙な気もするけど(ロマンチカの時は、あざとい裾の翻しと、勝手にやってるっぽいw溜めに気を取られてたからさー)。あの高い声と、相手役さんをぎゅってして、目をつぶるとこがまた好きなのです(盲目)。あと、ジャケットの襟を整える仕草も☆

 ・ヒロインは抜擢のせあらちゃん(妃咲)。しゃべり方は、役柄も相まって、直線的やったけど、キレイな声やった。歌もちょっと息が漏れてる感じがしたけど、ちゃんと歌えてたし。というか、はい、上手やったよ!!

 ・2番手のマイク・コナー役はぎんがみちゃん(銀河)。プラハ新公のビデオで、公安警察が変な声で、そのイメージが強かったけど、さすがにだいぶ改善されてた。見た目はかわいらしくて(一緒に観てた先輩は「昔のタニ(大和)みたい」って言ってはった)、スタイルも良かった。

 ・配役発表時に、まいまい(仙堂)がヒロインじゃなくてびっくりしたんやけど、ジュリアは裏ヒロインみたいで、おいしい役やった。めっちゃかわいかったし、上手やわー。ソロで歌うお怒りソングが、難しそうやのに歌いこなしてはって、すごいなーと思った。バラードも低音から高音までキレイに出さはるし、出過ぎることもなく、ほんとお見事!

 ・で、今回気になってたみきちぐ(美稀)。どんな芝居を見せてくれるのかと思ってたけど、キザでかわいいヘンリーやったわー☆☆ スキップしてた。超かわいかった。みきちぐさんは、歌えて踊れて芝居もできる、いい脇役さんやと思います。キザってなんぼですから☆最後かわいそうな振られ方…

 ・オチは立さん&キンさん(朝峰)のベテランコンビが担当。立さん、女の人に見えなーい。タップのシーンは、誰よりもうまかった。ちょっと悪い顔しはったのが観れて嬉しかった。キンさんも何とか夫人系似合う!笑うとゆらさんみたいにカーってならはる。

 ・しげち(梅園)が歌ってお芝居してた。客室係のコスプレがかわいかった。
 ・さなえちゃん(美琴)、やりすぎ星娘の伝統を継ぎwお色気看護婦。
 ・華苑みゆうちゃんは、ののちゃん(花)と区別がつかんかったけど、最近わかってきたかも。
 ・ということは、残った一人が白妙なつ嬢か。

 ・男役さんでは、さゆみさん(紅)が大きくて、スタイル良くてかっこよかった☆ ちょっとセリフもあった。
 ・どいちゃん(鶴美)、2幕頭かみかみやった。声が女の子っぽいなー。
 ・群舞(ウエイターのとこ)で、七風宇海くんが目立ってた。ダンサーらしい。
 ・こっちも残ったのが、如月蓮くんか。顔がまだ女の子やな。