こどものような人がスキ

 そして、ジュリさん&花組版『Ernest in Love』観劇。
 ・パンフの歌詞を見ると、所々単がカタカナ。「スキ」「イジワル」「チエ」(not夏大海&柚希礼音)「クラーイ」。これは、FANATIC CRISISに石月努っちの作る詞に通じるものがあるのやらどうなんやら。
 ・観る前から、ジュリさんにぴったりやろうなーと思ってたけど、やっぱりぴったりやった。伸びやかな高音、三角の笑顔、周りを明るくする存在感も素敵なコメディセンスも、「家族がほしい」と言う時の切なさも、全部アーネストやった。ベビージュリさんもかわいかったしv ジュリさんの宝塚最後の舞台が、こんなにハッピーなミュージカルでほんと良かったです。
 ・あすかちゃんはスタイル良くてねー。歌もうまくて、ジュリさんとのデュエットがとてもキレイやった。かなみんは、見た目がおっとり(演技はそうでもないけど)やけど、あすかちゃんは見た目からハキハキと物言いそう。やりすぎ一歩手前で、上品さを保ってはった。
 ・一花ちゃんは、まさに「小さなセシリィ」で、目がキラキラしてて、かなりかわいかった(娘役はいい)。ドレスの裾で、足下が隠れるから、ヒールの高さが観客から見えて、小ささが強調されることもなかったし。あいあいは大人っぽいから、18歳には見えんかったけど、一花ちゃんは、小さいこともあって、負けん気の強い18歳の小娘に見えた。グエンドレンとの言い合いシーンも盛り上がってた。
 ・蘭とむくんは、歌の低音部がステキ☆高音部は音は合ってるっぽいのに、何か面白いんです。キリヤンに負けない勢いで、間がよかったし、面白かった。♪バーンバリー の歌がしっかりしてて良かったです。男役は低音よねーと思いつつ、涼さん(高い声)はダイスキです!
 ・うーさん(光樹)のレインは年配やったけど、さお太さん(高翔)のレインは、若くてすらーっとしててかっこよかったです。
 ・ひーさん(花純)は、お芝居上手やった。プリズムっていう役自体が、わざとらしい役やのに、全然自然体で舞台に息づいてはった。まりんさん(悠真)とのフィナーレのアクロバティックリフトはすごかったし。
 ・タキさんは、月組版に続き好演。存在感がこの作品に合ってたと思う。
 ・娘役さんは結構わかった気がする。雫花ちなちゃんと遼かぐらさんはわからんかったけど… 聖花まいさんが、上品でかわいかったです。

 まあ、こんな感じで東京遠征終了〜。