人生はショウタイム

grandrevue2006-11-11

 あんまり寝てないけど、おかんと共に『ペテン師と詐欺師』観劇。開演前に隣の席のおばちゃんがしゃべってはって、聞いたことある声やなーと思ったら、卒論指導して下さった先生でした。びっくり。

・作品は、アメリカンな明るい笑いと小ネタと風刺が散りばめられてて楽しかった(オチもね)。睡眠不足やったけど、船も漕がなかったし、ずっと笑ってたしね。ブロードウェイミュージカルやなーと。歴代の狂気に陥った人々の中に「テキサス出身のブッシュ家の〜」って入れたり、「オクラホマ?」のナンバーは名作『オクラホマ』のパロディやったり(by先生)。
・でも笑いの原因は、コミカルすぎる(ステキ☆)市村さんの存在もあったなー。ほんと面白い。どっしり構えた鹿賀さんとやんちゃな市村さんの対比も良かった。ブロードウェイ版は、フレディ(市村さんの役)をもっと若い方が演じてて、市村さんどうやろう?って思ってたけど、全然良かった。若くて、鹿賀さんと張れる人がいないのかなと思ったりもしたけど。
・鹿賀さんは、最初セリフの声が聞き取りにくくて、どうしようかと思ったけど、話が進むにつれ大丈になった。コメディも似合う人なんやなーと。
・主役2人もステキやったけど、鶴見辰吾さんもかっこよかったよ!まずスーツの似合いっぷり。で、お茶目さん。一生懸命ミュリエル(タモさん)を口説いてるのもかわいかった。
・タモさんは、観る前は歌大丈夫なんやろうかと思ってたけど、普通やった。よろめきマダムは、勘違いさんながらもかわいい。アンドレ(鶴見さん)とミュリエルがいい感じになるダンスシーンは、地味ながら好きでした。大人っぽーい。
・ジョリーンは高田聖子さん。やっぱりうまくて面白いね!「オクラホマ?」のナンバー楽しかったし、拍手もおっきかったもん。「とにかく平たーくて、平たーい所よ」←オクラホマが。
・奥菜さんは…歌が… 「リヴィエラ万歳」がほんまに下手でねー(失礼)どうしようかと思った。ラストに主役2人と歌う「ペテン師と詐欺師」のとこは良かったんやけど。ぽやーんとした役より、悪くて濃い感じの方が似合うよね。この作品の場合は、両方できないとあかんから難しいやろうけど。もうちょっと歌はうまく歌ってほしかった。
・アンサンブルで、秋園そんちゃんが。相変わらず歌うまくて、ダンスも楽しそうで、こっちも笑顔になる。元ジェンヌさんが頑張ってはるのは嬉しい。
・「踊れば踊るほど」のダンスナンバーがみなさんかっこよかった。リフトすげー。