『WICKED』(劇団四季@四季劇場 海)

『人間合格』終演から、『WICKED』開演まで1時間弱しかなくて、新宿〜新橋までダッシュ。東京よくわかんないし焦る焦る。間に合って良かったよ。

・去年NYに行った時に観たのですが、ワタシの英語力じゃわかんないとこだらけで、原作買ったものの未読(オイ)。今回日本語で観て、ライオンのエピソードとか、2幕のパーティーが何だったのかやっとわかりました。
・エルファバが濱田めぐみさんじゃなくてしょんぼりやったんですが、樋口さんも良かったです。あんだけ歌えたら気持ちいいだろうなー。1幕ラストの「DEFYING GRAVITY」(盛り上がるしかっこいいし好きな曲です)で歌い上げるのを観てすごいなーと。客席もすごいなーみたいな感じでザワザワしてました。ワタシの横に座ってたお姉さんは♪ヒューって言ってました。ちなみにカテコでもヒュー。日本人でこんな盛り上がってる人を初めて見たよ。指笛とかブラボーおじさんは見たけど。まあ、それぐらい良かったってことで。
・エルファバ以外は、歌そんなにです(フィエロとかボックとかオズの大王とか…男性陣がねー)。たぶん。グリンダの歌は音域が広くて難しそう。オリジナルキャストのクリスティン・チェノウェス(かわいい)はすごいうまい人らしいし(ワタシは未見です)。グリンダはアホっぽいけど、自分が何を期待されてるか、その期待に応えるにはどうしたらいいかをちゃんとわかってる人でした。♪きらきら〜とか言ってるけど。
・でもフィエロは、かっこよくてなんぼですしね!(かっこよかったらしいよ)
・そしてネッサは、美しくてなんぼですしね!(美しかったらしいよ。四季っぽいしゃべり方と歌い方やったけど上手でした。ボックをどこにも行かせないってとこが怖美しかったよ)
・「WONDERFUL」って、めっちゃどうでもいい歌詞やったんですけど。♪わたしゃ わんだふるー 飯野さんは語尾を「フルー」って歌うのね。ハマリが悪くて気になった。「ワンダフォー」じゃあかんのかな?樋口さんは「フォー」って歌ってた気がするし。
・「FOR GOOD」の歌詞が和風すぎてちょっと面白かったです。小川のせせらぎがどうこう。原詩と全然違うのね。
・音楽がミュージカルらしく派手だし、共通の「敵」を作り、内部をまとめ上げるという現実でも起こっていることを、おとぎ話の形を借りて表現しているので、見応えのある作品だと思います。←あら真面目感想。大阪にはまだまだ来ないだろうなー。セットもお金かかってそうだし、海から動かさないでしょう。そして、やっぱり濱田さんのエルファバも観たい…


晩ご飯はベトナム料理。お腹いっぱい。いつかベトナム行けたらいいなー。