『ネジと紙幣』@シアターBLAVA!

grandrevue2009-10-10

天気もいいので、劇場までチャリ通。

・結末はわかってたんですが、それにしてもテンションの下がるラスト。後味悪い。。結構笑える台詞が多くて面白い感じなのに、負の雰囲気漂う物語でした。
・いやぁ、良い森山未來。本人は未来に向かって踏み出してるつもりでも、刹那的に生きてるように見えて、見てて苦しくなるような、ワタシの好きな森山さんですね。
・桃子の「行ちゃん、アンタもうダメだ」っていう台詞にゾクってなった。それ言っちゃったら、ほんとに終わりやんかと思いつつ、そう言うしかなかったのだろうね。
・桃子が行人に殺されるシーンは、ハラハラしつつも若干エロかったなーと。洗濯物が変色してったのは、油が付いたのかなーと思ってたけど、ネットの感想読むと血って書いてる人もいた。
・行人の家と桃子の家の舞台の転換(をしたように見せる工夫)が、なるほどと思いました。
・田口さんがキレたとこがすごい怖かったです。家族のケンカシーンは、本気でぶつかり合ってて痛そう。。
江口のりこさん(時効警察のサネイエさんやってる人)が、ヒールのせいもあり大きかった。独特の雰囲気で面白いね。
・桃子と夫のすれ違いみたいなのが見てて悲しかった。
・まっとうに生きないと。