『宝塚花の踊り絵巻/愛と青春の旅立ち』(宝塚星組@宝塚大劇場)

・ショーは全編楽しめました(珍しい)。チョンパで始まる幕開きは、どれ見てもわーってなるけど、その後のしっとり→盛り上がり→しっとり→盛り上がりがどれもツボでした。
・「驟雨」の場面がすごく良かったです。ちえさんとねねちゃんが銀橋でぶつかる所の美しさといったら!どいちゃんが、刀捌きにもバトンテクを見せてくるよ。最後、小船ではけるとこのカゲソロが歌謡曲チックでいいなーと思ったら、じゅんなさんでした。じゅんなさん退団やって。。実力派なのになー。
・フィナーレで、あっこ、コロ、せあらがハモってきます。プロローグのソロは、あっこさんに合わない曲かもと思うのですが、ここは素晴らしい。
・ちえさんは、ほんと華があるなーと。殺陣もかっこいいし(剣を振った後の静止するとこが決まるのですよ!)、歌も安心するし。
・ねねちゃんはちょっと存在感薄かったかも。まあ、寄り添う感じの役なのでね…
・ミエコ先生は、いつ見ても女童に見える。周りの子は、孫くらいの年なのに全く違和感がなくてすごいなー。
・ユズミさんは相変わらず美しい。
・若手が全然わからん。みやるりちゃんとかどこにいたんやろう?


・ねねちゃん(人しばき過ぎ)が健気。ちょっと潔癖っぽいのがいいです。だらしないねねちゃんとか嫌やしな。
・ちえさんはこういう感じのイメージです。映画で見るようなアメリカンな若者役がよく似合う。若者の成長物語を見事に体現してた。
・かなめは悪態をつく時の声に若干違和感があったけど(べちゃっとした感じ)、憎まれ役を好演(映画見てないけど、かなりのおじさん役やんね)。フィナーレはキラキラしててかっこよかったです。
・シドとリネットのエピソードが引く程暗い終わり方やった。プロポーズする前の場面で、シドがルンルン銀橋渡ってるから、その後の展開が余計キツイ。。れみちゃんも最初はキャピキャピした特徴のない友人役かと思ってたけど、結構ヘビー。ベニーはまた死んじゃう役やね。そしてスーザンは大丈夫なの?ひきこもってそう。せあらちゃんはお嬢さんが似合うなー。
・音波みのりちゃんが頑張ってた。
・涼さんが妻子持ちになってる!あの金髪似合うけど、実生活は困りそう(プログラムの稽古場写真見てびっくりしたよ)。
・訓練風景のBGMが「天国と地獄」で運動会思い出した。
・ユズミさんの演技に泣かされた…「あなた(ポーラ)が青春の思い出よ」って後ろ向きなんだか前向きなんだか微妙だけど、ポーラを大切に思う気持ちがにじみ出てたよ。