『悩殺ハムレット』(柿喰う客@ABCホール)


女性だけでのハムレットです。そして、ホストとキャバ嬢みたいなビジュアル。
セリフが若者言葉なので、軽いのですが、元々こんな感じのノリの話なのかもなーと。アフタートークで脚本・演出の方が言ってはったのですが、日本で上演されるシェイクスピア作品はセリフが口語的でなくて、言いにくいし、古いと。確かに重厚な演出のが多いかも(って、私の観たシェイクスピアは、ほぼ蜷川演出ですが)。

ハムレットは中二っぽかったです。「お袋はエロい!」が印象的。
クローディアスのコロさん(前にひげ太夫に客演してはった時に、かっこいいなーと思った方)が、テンション高っ!だけど、色っぽくて素敵。あと、客演の岡田あがささんが美人。ってみんな美人さんたちでした。

こんだけ固い言葉→軽い言葉に置きかえることができるから、日本語って不思議。
久々に小劇場系の舞台を観たけれど、とても面白かったです。他の舞台も観たいなー。デス電は東京公演しかないし。。