『残魂エンド摂氏零度』(デス電所@精華小劇場)

デス電所新作観劇です。夏の再演作品はとっちらかりすぎかも…と思ったけど、今回良いですよ!
・席が下手の端やったので、和田さん(素敵キーボーディスト)遠かったww
・うかつにもラスト近くで涙ぐむ。コッポラさんがミアの頭をぐってやるとこ。
・自分のキャラを探して、それを演じて(今回の場合はチャットの中でだけど)、相手の弱みをにぎって攻撃して、勝ち誇る。でも、空気読めないヤツって思われることは最大の恐怖。デス電の作品は、うそさぶい「いま」を切り取る。ロボット・リイチに人間と言い聞かせて、自分は機械だと言い張るニア。人と「つながる」ことは難しい。自分で考えて行動することも、めんどくて難しい。でもワタシたちは、そのめんどい人間なんだもんね。うそさぶい世の中だけど、それでも前に進むことをあきらめているわけじゃない。コッポラさんの体張ったタンカ、かっこよかったです。そして、コッポラさんを演じた田嶋杏子さんがワタシはすごく好きです。
・やっぱり女優さんが2人ともいいなー。山村涼子さんも、傷つきやすくて繊細な女の子がハマってたし。